2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧
道徳形而上学の基礎づけ [新装版] 作者:イマヌエル カント 以文社 Amazon 『道徳形而上学の基礎礎づけ』(以下『基礎づけ』と略記)の中で、カントは「汝の意志の格率が普遍的法則となることを、その格率を通じて汝が同時に意欲することができるような、そう…
道徳形而上学の基礎づけ [新装版] 作者:イマヌエル カント 発売日: 2004/04/09 メディア: 単行本 カーネギーの著書『人を動かす』には、「人の立場に身を置く」や「笑顔を忘れない」など様々な原則が、書かれている。この原則が、世界中の人々の心を打ち、『…
道徳形而上学の基礎づけ [新装版] 作者:イマヌエル カント 以文社 Amazon カントの「義務」という概念は、カント道徳哲学での主要概念のひとつである。この概念は、自らの主観的原理を意味する「格率」や「汝の格率が普遍的法則となることを、その格率を通じ…
道徳形而上学の基礎づけ [新装版] 作者:イマヌエル カント 以文社 Amazon カントの文脈に即すと、人間以外の動物は単なる「手段」である。人間以外の動物は、われわれと同等な「道徳的地位」を持つとは言い難い。しかし、事態はそう単純ではない。 今回、動…
道徳形而上学の基礎づけ [新装版] 作者:イマヌエル カント 以文社 Amazon 「動物倫理学」に関する文献の中で、動物に「道徳的地位」を与える根拠として、カントの「目的」(Zweck)という概念が取り上げられることがある。 ただし、カントの「目的」概念から動…