ネコと倫理学

カント道徳哲学/動物倫理学/教育倫理学/ボランティアの倫理学/ネコと人間の倫理的関わりについて記事を書いています。

伴侶動物

【第2回】飼い猫のひみつ|「ネコ」好きなら知っておきたい!「ネコ」の3つの習性【ネコ学】

! 飼い猫のひみつ (イースト新書Q) 作者:今泉忠明 イースト・プレス Amazon 前回の記事で、人間と「ネコ」との関係性を「飼いネコ」誕生の歴史から紐解いてきた。 【参考:前回の記事】 chine-mori.hatenablog.jp その結果、次の2点が明らかになった。 ・「…

【第1回】飼い猫のひみつ|ネコ好きなら知っておきたい!「飼いネコ」誕生の歴史【ネコ学】

飼い猫のひみつ (イースト新書Q) 作者:今泉忠明 イースト・プレス Amazon 本ブログの目標のひとつは、「動物倫理学」を軸にわれわれ人間と「伴侶動物としてのネコ」との関わりについて考えることである。 この目標を達成する方法として、これまで様々な本や…

【第4回】伴侶動物としてネコを飼育する3つの注意点|マイクロチップ装着

【前回の記事】 chine-mori.hatenablog.jp 本テーマの【第2回】で、伴侶動物として飼育するネコは「完全室内飼育」であるべきであるという記事を書いた。 【参考:過去記事】 chine-mori.hatenablog.jp しかし、災害、盗難そして何らかの事故などで愛猫と離…

【第3回】伴侶動物としてネコを飼育する3つの注意点|避妊・去勢手術

【前回の記事】 chine-mori.hatenablog.jp 殺処分ゼロや削減のため、地域猫活動で避妊・去勢手術は重要な取り組みである。事実、TNRなど殺処分ゼロや削減のため取り組んでいる地方公共団体は増えている。 【参考:過去記事】 chine-mori.hatenablog.jp 一方…

【第2回】伴侶動物としてネコを飼育する3つの注意点|完全室内飼育

【前回の記事】 chine-mori.hatenablog.jp 「ネコを飼っています」という飼い主の中には、外で飼育している方もいる。筆者の周囲にも、首輪を付けていながらエサはどこか外で食べてくるからと基本的にエサを与えず、放し飼いの場合もある。それでは、「野良…

【第1回】伴侶動物としてネコを飼育する3つの注意点

コロナ禍により、イヌやネコの飼育率は増加している。2020年6月20日付け『産経新聞』によれば、関西のとあるペットショップで、今年3月に入って、ペットフードや動物用のおもちゃなど関連グッズの販売が伸び始めた。 感染の広がった4月以降は、イヌやネコな…

【動物倫理学】道徳と、人間と動物のきずな|「苦痛」以外の動物の倫理的考慮の基準

コンパニオン・アニマル―人と動物のきずなを求めて 誠信書房 Amazon ピーター・シンガーによれば、どんな生きものであろうと、平等の原則がその苦しみが他の生きものと同様の苦しみと同等に考慮されなければならない。 【参考:動物の解放】 動物の解放 改訂…

【第2回】ネコの路上死|路上死を防ぐ2つの方法【地域猫活動】

ネコの路上死について、前回は以下のような記事を書いた。 【参考:過去記事】 chine-mori.hatenablog.jp 今回は、後半部分である。 [内容] 【第1回】沖縄県の現状 【第2回】路上死を防ぐ2つの方法 ■路上死を防ぐ2つの方法 ネコの路上死を防ぐために、次の…

【第1回】ネコの路上死|沖縄県の現状【地域猫活動】

先日、通勤中に、ネコの路上死を目撃した。目撃する度に思うのであるが、もしかしたら、落とすべきでない命を救えたはずだ、と心を痛め、自らの無力さを感じる。 仕事から家に帰る途中、走ってくる車を避けながら道を横切るネコを見ると、「死ぬな」と心の中…

【第4回】人間以外の動物への倫理的配慮の基準は「苦痛」だけでは不十分である|まとめ【動物倫理学】

【前回の記事】 chine-mori.hatenablog.jp 4.まとめ 以上、今回はピーター・シンガーとベンサムの「功利主義」を中心に、人間以外の動物への倫理的配慮の基準となる「苦痛」についての主張を整理した。 その後、久保田さゆりの主張を参考にしながら、「苦痛」…

【第3回】人間以外の動物への倫理的配慮の基準は「苦痛」だけでは不十分である|久保田さゆりの議論【動物倫理学】

【前回の記事】 chine-mori.hatenablog.jp 3.動物の「豊かな内面」への理解ー久保田さゆりの議論 久保田さゆりもピーター・シンガーの考え方にも、基本的には賛成である。その理由として、久保田は次の2点を挙げている。 第1に、痛みはその倫理的な重要性の否…

【第2回】人間以外の動物への倫理的配慮の基準は「苦痛」だけでは不十分である|シンガーの議論【動物倫理学】

【前回の記事】 chine-mori.hatenablog.jp 2.「苦痛」という感覚が唯一の判断基準ーピーター・シンガーの議論 シンガーは、その著書『動物の解放』で次のように述べる。 もしある当事者が苦しむならば、その苦しみを考慮に入れることを拒否することは、道徳的に正…

【第1回】人間以外の動物への倫理的配慮の基準は「苦痛」だけでは不十分である|動物への倫理的配慮基準の新たな視点【動物倫理学】

動物の解放 改訂版 作者:ピーター シンガー 人文書院 Amazon 1.人間以外の動物への倫理的配慮基準の新たな視点 沖縄県では、「一生うちの子プロジェクト」という取り組みを実施している。この取り組みの目標は、県内での捨て犬や捨て猫をゼロにすることであ…

【地域猫活動】TNRに行ってきた(2019年7月6日)

2019年7月6日に、TNR活動に参加。その模様を、写真と共に紹介する。 とある県の、とある島。古い集落が、今も残るのどかな田園地帯。(遺棄する恐れがあるので場所は伏せる) 早く集合場所に着いてしまったので、しばらく周囲を散策。 ヤギを発見。夕方近く、…