動物倫理学
猫の學校 猫と人の快適生活レッスン (ポプラ新書) 作者:南里秀子 ポプラ社 Amazon 猫を飼育する上で、大切なことはたくさんある。これまで、猫の習性や歴史などの記事は書いてきた。 【参考:過去記事】 chine-mori.hatenablog.jp chine-mori.hatenabloなか…
The Case for Animal Rights 作者:Regan, Tom University of California Press Amazon 【前の記事】 chine-mori.hatenablog.jp 5.5 カントの立場:目的それ自体としての人間性 (p.183-pp.184) A defender of Kant might object that Kant has been misinterp…
The Case for Animal Rights 作者:Regan, Tom University of California Press Amazon 【前の記事】 chine-mori.hatenablog.jp 5.5 カントの立場:目的それ自体としての人間性(p.177) While Kant’s moral theory is not a version of egoism, it has affinit…
The Case for Animal Rights 作者:Regan, Tom University of California Press Amazon 【前の記事】 chine-mori.hatenablog.jp 5.5 カントの立場:目的それ自体としての人間性 (p.176ーpp.177) Kant’s understanding of the foundation of morality, unlike N…
21世紀の道徳 作者:ベンジャミン・クリッツァー 晶文社 Amazon 本記事【第1回】で、「動物倫理学」を学習する上での第一歩は、「種差別」(speciesism)という概念を理解することであるという考えを示した。そしてシンガーの議論を基に、「種差別」の基本的な…
21世紀の道徳 作者:ベンジャミン・クリッツァー 晶文社 Amazon 「動物倫理学」を学習する上での第一歩は、「種差別」(speciesism)という概念を理解することにある。「種差別」という言葉は心理学者リチャード・ライダーが初めて使用し、ピーター・シンガーが…
The Case for Animal Rights 作者:Regan, Tom University of California Press Amazon 【前の記事】 chine-mori.hatenablog.jp 5.5 カントの立場:目的それ自体としての人間性 (p.184) Though neither alternative is welcome news for Kantians, the select…
The Case for Animal Rights 作者:Regan, Tom University of California Press Amazon 【前の記事】 chine-mori.hatenablog.jp 5.5 カントの立場:目的それ自体としての人間性 (p.183) But Kant’s position is worse than implausible; it is arbitrary. Let…
アニマルウェルフェア―動物の幸せについての科学と倫理 作者:佐藤 衆介 発売日: 2005/06/01 メディア: 単行本 過去記事で、 動物への倫理的配慮の基準を「苦痛」だけではなく「動物の豊かな内面」という、ひとつの視点を提示した。 【参考:過去記事】 chine…
動物倫理入門 作者:ローリー グルーエン 発売日: 2015/11/20 メディア: 単行本 [内容] ■【第1回】本書は「人間例外主義」批判に基づく入門書 ■【第2回】「人間例外主義」とは人間は動物に対して倫理的責任がないという立場 ■【第3回】「人間例外主義」では言…
動物倫理入門 作者:ローリー グルーエン 発売日: 2015/11/20 メディア: 単行本 [内容] ■【第1回】本書は「人間例外主義」批判に基づく入門書 ■【第2回】「人間例外主義」とは人間は動物に対して倫理的責任がないという立場 ■【第3回】「人間例外主義」では言…
動物倫理入門 作者:ローリー グルーエン 大月書店 Amazon 本書を手にしたきっかけは、「動物倫理学」を体系的に学び直したいという動機からであった。 「功利主義」や「権利論」など、動物倫理の基礎理論が本書で簡潔に整理されていた。また、「肉食の倫理」…
【前回の記事】 chine-mori.hatenablog.jp 本テーマの【第2回】で、伴侶動物として飼育するネコは「完全室内飼育」であるべきであるという記事を書いた。 【参考:過去記事】 chine-mori.hatenablog.jp しかし、災害、盗難そして何らかの事故などで愛猫と離…
【前回の記事】 chine-mori.hatenablog.jp 殺処分ゼロや削減のため、地域猫活動で避妊・去勢手術は重要な取り組みである。事実、TNRなど殺処分ゼロや削減のため取り組んでいる地方公共団体は増えている。 【参考:過去記事】 chine-mori.hatenablog.jp 一方…
【前回の記事】 chine-mori.hatenablog.jp 「ネコを飼っています」という飼い主の中には、外で飼育している方もいる。筆者の周囲にも、首輪を付けていながらエサはどこか外で食べてくるからと基本的にエサを与えず、放し飼いの場合もある。それでは、「野良…
コロナ禍により、イヌやネコの飼育率は増加している。2020年6月20日付け『産経新聞』によれば、関西のとあるペットショップで、今年3月に入って、ペットフードや動物用のおもちゃなど関連グッズの販売が伸び始めた。 感染の広がった4月以降は、イヌやネコな…
道徳形而上学の基礎づけ [新装版] 作者:イマヌエル カント 以文社 Amazon カントの文脈に即すと、人間以外の動物は単なる「手段」である。人間以外の動物は、われわれと同等な「道徳的地位」を持つとは言い難い。しかし、事態はそう単純ではない。 今回、動…
道徳形而上学の基礎づけ [新装版] 作者:イマヌエル カント 以文社 Amazon 「動物倫理学」に関する文献の中で、動物に「道徳的地位」を与える根拠として、カントの「目的」(Zweck)という概念が取り上げられることがある。 ただし、カントの「目的」概念から動…
高等学校 改訂版 倫理 [平成29年度改訂] 文部科学省検定済教科書 [倫理310] 作者:第一学習社 メディア: テキスト 人間とは、何か。 高等学校教科書『倫理』は、この問いから始まる。 ソクラテスやカントなど様々な哲学者の思想から学ぶ前にひとつの手がかり…
コンパニオン・アニマル―人と動物のきずなを求めて 誠信書房 Amazon ピーター・シンガーによれば、どんな生きものであろうと、平等の原則がその苦しみが他の生きものと同様の苦しみと同等に考慮されなければならない。 【参考:動物の解放】 動物の解放 改訂…
The Case for Animal Rights 作者:Regan, Tom University of California Press Amazon 【前の記事】 chine-mori.hatenablog.jp 5.5 カントの立場:目的それ自体としての人間性 (p.184-pp.185) One final point, one that plumbs the depths of Kant’s arbitr…
The Case for Animal Rights 作者:Regan, Tom University of California Press Amazon 【前の記事】 chine-mori.hatenablog.jp 5.5 カントの立場:目的それ自体としての人間性 (p.182-pp.183) That Kant’s assumptions are ill founded may perhaps be shown…
The Case for Animal Rights 作者:Regan, Tom University of California Press Amazon 【前の記事】 chine-mori.hatenablog.jp 5.5 カントの立場:目的それ自体としての人間性 (p.181-pp.182) To defend the internal consistency of Kant’s position, given…
The Case for Animal Rights 作者:Regan, Tom University of California Press Amazon 【前の記事】 chine-mori.hatenablog.jp 5.5 カントの立場:目的それ自体としての人間性 (p.181-pp.182) An example might make this clearer. An angry child who break…
The Case for Animal Rights 作者:Regan, Tom University of California Press Amazon 【前の記事】 chine-mori.hatenablog.jp 5.5 カントの立場:目的それ自体としての人間性 (p.181 ) The issue, it bears emphasizing, is not whether Kant provides us w…
The Case for Animal Rights 作者:Regan, Tom University of California Press Amazon 【前の記事】 chine-mori.hatenablog.jp 5.5 カントの立場:目的それ自体としての人間性 (p.180ーpp.181 ) Broadie and Pybus have a reply to this attempted defense of…
The Case for Animal Rights 作者:Regan, Tom University of California Press Amazon 【前の記事】 chine-mori.hatenablog.jp 5.5 カントの立場:目的それ自体としての人間性 (p.180 ) This same error underlies the charge of absurdity and inconsistenc…
The Case for Animal Rights 作者:Regan, Tom University of California Press Amazon 【前の記事】 chine-mori.hatenablog.jp 5.5 カントの立場:目的それ自体としての人間性 (p.180 ) Something has gone wrong here. Kant never maintains that it is wro…
The Case for Animal Rights 作者:Regan, Tom University of California Press Amazon 【前の記事】 chine-mori.hatenablog.jp 5.5 カントの立場:目的それ自体としての人間性 (p.179 ) The contemporary English philosopher Alexander Broadie and Elizabe…
The Case for Animal Rights 作者:Regan, Tom University of California Press Amazon 【前の記事】 chine-mori.hatenablog.jp 5.5 カントの立場:目的それ自体としての人間性 (p.179 ) These matters to one side, what shall we say of Kant’s general acc…